こんにちは、ゆうなです。
iPhone16e が発売されてしばらく経ちますが、皆さんは購入されましたか?
私がiPhone16e に興味を持ったのは、母の新しいスマホを探していたときでした。
iPhone16e ってどんな機種?
前機種のiPhone SE3 第3世代の発売日は2022年3月18日でした。そこから時は経ち、2024年末から後継機種の発売予想がされるようになりました。
Phone SE4?iPhone16e?呼び方一つでもこんなに盛り上がる、さすがiPhone!!そしてデビューとなったのは、iPhone16e でした。
ちなみに前モデル iPhone SE3との違いを比較
![]() iPhone 16e | ![]() iPhoneSE3 | |
画面サイズ | 6.1インチ | 4.7インチ |
認証方法 | 顔認証(Face ID) | 指紋認証(Touch ID) |
カメラ性能 | アウトカメラは4,800万画素 インカメラは1,200万画素 | アウトカメラ1,200万画素 インカメラ700万画素 |
外部接続端子 | USB-C端子 | Lightning端子 |
CPU | A18チップ | A15 Bionicチップ |
RAM | 8GB | 4GB |
ストレージ容量 | 128GB、256GB、512GB | 64GB、128GB、256GB |
価格 | 128GB:99,800円 | 128GB:63,800円 |
価格差は約3万円。
iPhone 16e はMagfaceが非搭載、カメラ性能に差はありますが(マクロ撮影、空間写真・空間ビデオ撮影、カメラコントロール機能)iPhone 16に近い印象があります。
iPhone SEシリーズの後継機種として誕生したiPhone 16e ですが、SEシリーズの後継機種としてはなんだか残念な気がするのは私だけでしょうか。
iPhone16e のギモンをいろいろ書き出してみます。
iPhone 16e のギモンいろいろ
iPhone 16e のギモン、その1 価格高くない?
母のスマホを探していたときに候補に挙がっていたわけですが、

値段が高いわ⋯
というのが第一印象でした。母のようなカメラもあまり使わない、電話やLINE、たまにインターネットで調べ物をしているというライトユーザーの母にはスマホに99,800円は値段が高すぎました。
実際、候補に挙がった他の機種、Google Pixel 8a、Xiaomi POCO X7 Pro、Aquos Sense9)は高くて7万円ほど。安いAndroid機種は2〜3万円程度で手に入るものもあります。Android機種の種類も豊富です。自分の使い方によってたくさんの種類の中から自分に合った価格、性能を選択することができます。
特にAppleにこだわりがない場合は、この値段のスマホは選ばないのでは…と思ってしまいます。
そもそもiPhone 16 との価格差は25,000円です(この価格差は各ストレージ容量で一貫しています)。
iPhone を購入したい方はiPhone 16やPro を購入するでしょう。


iPhone 16e のギモン、その2 使いこなせないのでは?
iPhone SEユーザーってスマホをガシガシ使うハードユーザーではなく、日常使いのライトユーザーが多い印象があります。iPhone 16e は「A18チップ」とAppleのAI機能「Apple Intelligence」の搭載を押し出していますが…
そもそも「A18チップ」ってどんなもの??
・処理速度とエネルギー効率が大幅に向上
・ゲームやアプリの動作がスムーズ
・将来的なiOSアップデートに長期間対応可能
AppleのAI機能「Apple Intelligence」ってどんなもの?
・テキスト入力から画像を生成
・長文メールの要約や文章作成
・カメラを使用して対象物の情報を取得
・クリーンアップ機能を使用した画像編集
現iPhone SEユーザーや、機種変更を考えている方々が、このAI機能が欲しくて乗り換えようと、購入しようとなるのか考えてしまいます。


まとめ
iPhone 16e が購入候補になり、私なりに調べたことをまとめます。
- ターゲット層が不明。iPhone SEシリーズを使用している方をターゲットにしているにしては価格が高い。
- 機能面での物足りなさ(Magface非対応、単眼カメラ)
- 目新しさがない
- 誰向けの製品なのかが分かりにくい
調べれば調べる程にiPhone 16e の強みが分かりませんでした。
iPhoneが好きな人はiPhone16や16Proを選ぶだろうし、今までSEユーザーだった人も、安いからと言う理由で選んでいた人も多いはず。高価になってしまった、iPhone 16e と言う名のiPhone SE4は、もうすでにSEの後継機と呼ぶには高価になりすぎてしまいました。
特にiPhoneにこだわりの無い人なら、きっとAndroidを選ぶのではないかと思います。
小型軽量デザインやTouch IDというiPhone SEには、SEならではの良さが詰まっていました。iPhone 16e への機種変更をせず、まだiPhone SE 第3世代を使いたい方も多いと思います。
iPhone SEシリーズのサポートは?
ここで気になるのは、iPhone SE 第3世代はいつまで使えるのか?というところだと思います。
過去のパターンを見てみます。
iPhone SE 第1世代
発売日:2016年3月31日
販売終了:2018年9月13日(Apple Storeでの販売終了)
iOSサポート:最終はiOS15(2022年9月にリリースされたiOS 16以降はサポート対象外)。
セキュリティサポート:2023年9月で終了。
Appleサポート: Appleの公式サポートは2023年9月をもって終了。
iPhone SE 第2世代
発売日:2020年4月24日
販売終了:2022年3月9日
AppleがiPhone SE 第3世代を発表した際に、第2世代モデルの販売が公式サイトから削除され、販売終了。
iOSサポート:2025年9月頃までの予想(セキュリティアップデートはその後も提供される可能性有)。
修理サポート:2027年3月頃までの予想。
iPhone SE 第3世代
発売日:2022年3月18日
販売終了:2025年2月20日(Apple Storeでの販売終了)
iPhone SEシリーズ第1世代、第2世代が発売日から約5年でiOSサポートが終了していることから、iPhone SE 第3世代のiOSサポートは、2027年〜2028年頃までと予想されています(最終iOS予想は、iOS21)。
そして、セキュリティアップデートは販売終了から約7年間は提供されるというAppleの過去のパターンに基づき予想すると、2032年頃まで続くと予想されます。
しばらくは安心して使えそうですが、発売日から10年となると、だいぶ年季が入って来ていますね…。買い替えのタイミングか、というところでしょうか。
ビンテージ製品と、オブソリート製品
ビンテージ製品
販売終了から5年以上7年未満が経過した製品をビンテージ製品と言います。
ビンテージ製品の特徴
- 修理用部品の在庫があれば、Appleや正規サービスプロバイダーで修理可能です。在庫の状況によっては、修理を受けられないケースもあります。
- 部品の在庫状況は事前確認ができず、修理が保証されるわけではありません。
販売終了から5年間は修理サービスを受けられるため、iPhone SE 第3世代の修理やバッテリー交換を考えている方は、販売終了の5年後、2030年までに修理をしておきましょう。
オブソリート製品
販売終了から7年以上が経過した製品をオブソリート製品と言います。
オブソリート製品の特徴
- Appleおよび正規サービスプロバイダーでの修理サービスは完全に終了します。
- 修理が必要な場合は、非公式の修理業者を利用するか、新しい製品への買い替えが推奨されます。
iPhone SE 第3世代がオブソリート製品となるのは、2032年2月頃となります。ここまで来たら、本体も相当なダメージを受けていると思われますし、Appleとしても買い替えをおすすめするタイミングなのでしょう。
スマホの大型化が進む中、iPhone SEのような小型スマホは貴重です。
iPhone SE 第3世代を愛用している皆様、限界の2032年までとことん使ってください!!
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